東京争議団ニュース第411/2025年9月6日


新潟地裁が不当判決!
高裁での逆転勝訴を!
帝京長岡高教職組

 吉田さんへの新潟地裁の不当判決は、事実誤認が甚だしいだけでなく、労働組合の存在意義すら否定する極めて杜撰なものです。
 新たな証人、証拠がないにもかかわらず、これまでの東京高裁保全抗告審決定や新潟県労働委員会命令とは真逆な判断をしています。
 この夏は、入念な高裁準備だけでなく高裁前運動、高裁書記官要請を行ってきました。次回の高裁要請は9月16日(書記官要請は13時30分から30分間)となっています。また、高裁への要請署名へのご協力もお願いいたします。なお、次回中労委調査は9月29日です。
 今回の不当判決を許さず、東京高裁で逆転勝訴できるよう、皆さまの力をお貸しください。
【カンパ振込先】
新潟県労働金庫長岡支店(普通)2445455
【住所】〒940-0067新潟県長岡市関東町4-15中越地区労働組合総連合


8/8 東京高裁前の吉田さん(後左9人目)と支援者


3名再雇用拒否事件が結審!
1日も早く中労委命令を!
フェリシア高校教職員組合

 8月7日、中労委からの求釈明事項に関する書面が学園から出され、第6回目の調査が行われました。
 公益委員から職場復帰についての考えを再度問われ、組合員は「何としても職場の中に戻って生徒とともに学び教育に力を尽くしたい」と述べ、8ヶ月の審査を経てとうとう結審となりました。60歳での雇用打ち切りから5年が経つ中で、職場復帰できるよう一日も早い命令交付を求めます。
 8月4日には、都労委4次申立となる渡辺組合員への再雇用拒否事件の組合側証人尋問が行われました。雇用を打ち切られた当事者である組合員は、昨年10月から尋問準備を進めてきましたが、当時の組合攻撃を思い出して体調不良となり、証人として立つことを断念しました。かわりに書記長が、これまでの組合差別の歴史の中で、いかにひどい人権侵害が行われたかを証明するために証人として立ち「再雇用拒否理由の処分はすべて組合攻撃であるか、事実無根である」と証言しました。
 9月8日、学園側証人尋問が行われます。


続く深刻な経営不振!
迫られる体質改善!
明治乳業争議団

 明治HD2026年3月期(第1四半期:4月〜6月)の決算報告(8月6日)によると、昨年同期比で売上高1.8%、営業利益13.4%、経常利益13.3%とそれぞれマイナスであり、長期低迷は深刻です。これは株価にも鮮明で、2016年以降右肩下がりの長期下落が続くなか、同業の森永は堅調に右肩上がりです。また、2000年の集団食中毒事件で厳しい状況にあった雪印も回復し順調に推移しており、明治グループの経営不振は極めて深刻です。長期低迷からの脱却に向け、7年続いた川村社長から松田社長に交代し、「過去を積極的に否定する」といいますが、否定すべき最大の誤りは労働組合への支配介入の強行です。
 昭和40年代から従業員を赤組・白組・雑草組に分断し、昇給昇格や仕事差別で脅して労組役員選挙に介入。人権侵害の限りを尽くし、会社の意に沿う組合に変質させた歴史は、企業活動の誤りとして全面的に否定すべき「負の遺産」です。
 現在都労委は、差別・人権侵害の是正を求めて闘う40年争議の全面解決に向け、その可能性を追求する動きを続けており、今こそが、「負の遺産」払拭の絶好の機会であり、新経営陣の手腕が問われる局面です。
 争議団は、40年争議の集大成に向け、粘り強く確実に全面解決をたぐり寄せる決意で奮闘しています。最後までのご支援をお願いします。


8/22 明治ホールディングス前での第104次座り込み


裁判へ向け、「支援する会(仮称)準備会」が活動中!
全国税不当分限免職事件

 現在、「原口さんを支援する会(仮称)準備会」は、裁判闘争期限(9月末)を間近に控え、関係者と打ち合わせを重ねています。
 裁判闘争は、支援する会に軸足を置き、全国税や国公労連などから可能な支援を受けて行うことになります。8月23日には全国税定期大会で、原口さんの闘争支援が決議されました。
 8月26日には「支援する会準備会」が、れいわ新選組の天畠大輔参院議員、八幡愛衆院議員らによるヒアリング(懇談会)に参加し、国税庁における障がい者差別問題、ハラスメント問題等を意見交換。盛会となり、今後れいわ新選組からも、原口さんの不当分限免職撤回申し入れを国税庁並びに人事院へ行い、継続支援を約束。両議員は「これはただの労働争議ではなく、障がい者差別の重大な問題を孕んでいる」と明言し、強い関心を示しました。障がい者問題は、超党派で立ち向かわなければならない、と決意を新たにしました。
 解雇事件の民事訴訟では勝敗が微妙な状況での和解解決もありますが、不当な分限免職処分の撤回を求める行政訴訟は、和解がなく裁判で勝つしかありません。そうした点でハードルは高いですが、引き続き支援の拡大に頑張っていきます。


代表理事会長はコープみらい出身
日本生協連に要請
コープみらい及川労災事件

 コープみらいとの話合い解決の実現に向けて、6月以降様々な宣伝行動に取り組んでいますが、8月は12日にコープみらいも会員として常任理事を出している日本生活協同組合連合会(303会員、略称:日本生協連)に、支援する会・東京争議団・食品一般ユニオン連名の要請書を提出しました。
 事前のアポ取りでは、理由も示さずに「対応できない」との返事だったため、当日直接訪問したところ、総務部などから3人の職員が出てきて、玄関の横で要請に対応しました。
 日本生協連の活動として、『会員生協が適正な組織運営を推進できるようサポートしています』と書かれており、新井ちとせ代表理事会長は、さいたまコープ出身でコープみらい理事長経験者でもあります。
 要請では「労使紛争・コープ店舗前宣伝を放置しておくことは、コープ全体のマイナスであり、コープみらいが話し合いに応じるよう働きかけを行ってほしい」と訴え、資料として県庁前、コープ店舗前宣伝時のチラシを渡しました。
 国民救援会第62回全国大会(8月30日開催)では、チラシを配布しました。引き続き解決に向けた取り組みを行っていきます。ご支援をお願いします。


8/12 日本生協連玄関横で職員に要請趣旨を説明


争議で勝ち取った教室使用権を活かし
今年度も卒業生交流・学習会を開催!
東京国際福祉専門学校教組

 組合は、争議解決の報告・周知と、労働争議や運動への引き続きの連帯を続けています。8月は、フェリシア高校再雇用拒否事件、帝京長岡不当解雇事件、JAL争議羽田空港スタンディング、コープみらい労災事件日本生協連前要請行動、明乳争議等の活動に参加しました。活動資金と交流のための漬物の物販も、始めて約2年になりますが、繰り返し買っていただく方も多く、おかげさまで順調に続けられています。
 新守る会と組合の合同で9月27日、今年度(2年目)1回目の卒業生交流・学習会を行います。
 総会で行った、平和新聞の記者をお招きしての学習会が大変好評で、また、総会に参加された会員から、自分も話題提供してもいいという声があったので、引き続き、色んな分野からの話題提供を受けての学習会を行う予定です。
 是非、会員になっていただき、卒業生を囲んで、労働者や平和な社会の実現に向けた学習や活動を一緒に進めていただきたいです。


8/11羽田空港スタンディング行動に参加の濱田委員長


編集部たより
10・3司法総行動に参加しよう

 裁判所や労働委員会は、一般市民からは遠い存在ですが、いざ当事者になってみると、その判断が私たちの感覚と大きくずれていることがよくあります。
 そうした状況を変えていくため、毎年1回、全労連や自由法曹団、国民救援会等が、一日行動として『司法総行動』に取り組んでおり、東京争議団も実行委員会事務局団体として参加しています。
10月3日8:20最高裁前宣伝からスタートし、10:15意思統一集会、12:10東京地裁・高裁前宣伝、午後は各所要請行動を行います。「国民に開かれ、国民の権利を擁護する司法の実現を求め」司法総行動に参加しましょう。


東京争議団サポーター広場
帝京長岡高校解雇事件
新潟地裁、驚きの不当判決 諏訪幸雄

 所属組合ジャパンキャビンクルーユニオンの争議が解決し、サポーターの立場となりました。
 今年6月の帝京長岡高校吉田先生の普通解雇を有効とした新潟地裁の判決をみてびっくりしました。不当労働行為を繰り返してきた帝京グループの学校側の主張をほとんど採用し、吉田先生が「教師不適格な人物で容易に矯正できないから高校から排除しなければならない」というのです。 関連する懲戒処分事件と本件解雇事件は、労働委員会では不当労働行為と認定している一方、裁判所はいずれも不当労働行為を否定する真逆の判断となっています。この背景には労使関係の状況認識に違いがあると思われ、使用者側の攻撃により少数組合となる労使関係の実態について、担当裁判官に知識があるのか大きな疑問を感じます。
 闘いは東京高裁に移りましたが、学校側の主張にはいくつも矛盾点があります。誤った事実認定による解雇は冤罪と同じであり、必ず逆転勝訴を勝ち取る必要があります。


サポーター世話人
藤田淑子さんを偲ぶ会

10月11日(土)16時〜
争議団会議終了後


各争議組合、争議団の要請

▼フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
 9月8日(月)10:00 都労委四次申立(渡辺組合員への再雇用拒否事件)、学園側証人尋問
▼帝京長岡高校職員労働組合
 9月16日13:30〜30分間 高裁書記官要請
    29日15:00 中労委調査
▼明治乳業争議
 京橋エドグラン 第105次「座り込み行動」=9月25日16時〜17時。
 9月もサマータイムです。 「全面解決をたぐり寄せる」行動にご支援を!!
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
 新守る会にご入会下さい!
 大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡ください。tiwc.union@gmail.com
 9月27日(土)10:30〜13:30卒業生交流・学習会(東京外語専門学校専門学校)
 最後までご支援よろしくお願いします。


====東京争議団予定===

十月
   十 13:00 三役会議
 十一 13:00 発送作業・全体会議

十一月
 〇七 13:00 三役会議
 〇八 13:00 発送作業・全体会議
         


===行動予定===
***訂正***

九月
 〇八 10:00 フェリシア高校 都労委 証人尋問
 十五〜十六 東京争議団 サマーレク(サマーキャンプ)山梨県小菅村
 十六 13:30 帝京長岡高校 東京高裁要請行動
 十九 11:00 フェリシア高校 団交事件 中労委 調査
 二五 16:00 明乳第105次座り込み 京橋エドグラン前***
 二九 15:00 帝京長岡高校 中労委 調査

十月
 〇三 終日 司法総行動
     08:20 最高裁前宣伝
     10:15 意思統一集会 日比谷図書館内コンベンションホール
     12:10 東京地裁・高裁前宣伝


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